Konica C35×Lomography Color Negative 100
今年の夏に撮ったフィルムが現像から帰ってきました。
気分によって色々なカメラを持ち出すので、1本撮り終えるのに1ヶ月。
さらに、ネットで現像に出すので2週間。
結局、現像したものが自分の手元に届くまでに2ヶ月弱かかってます。
ちょうど、季節の変わり目に前の季節のイベントを振り返るような感じです。
今回はLomography Color Negative 100というフィルムをコニカC35に詰めて撮影してみました。
コニカC35はコンパクトだし、プログラムAEなので、構図とピント合わせだけに集中すればいいところが大変気に入っています。
さて、Lomography Color Negative 100というフィルムですが、36枚撮りで1本700~800円程度の標準的な値段のフィルムです。
Lomography Color Negative 100 35mm (3本パック)
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感度が低めなので撮影には多くの光を必要としますが、粒状感が少なくシャープに写してくれる夏にピッタリのフィルムだと思います。
値段的にも、入手のしやすさ的にも、普段はフジの業務用100を使うことが多いですが、今回は趣向を変えてこのフィルムで撮ってみることにしました。
Lomography Color Negative 100で撮った作例
長野県は涼しい気候なので紫陽花が結構遅くまで咲いています。
上田の武石 あじさい公園では8月中旬頃まで色とりどりの紫陽花を眺めることができます。
この日は曇っていたこともあって、森の中では少し暗い状況でした。
Lomography というと少しコントラストや彩度低めなフィルムの印象を持っていましたが、アンダー気味な事もあってか少々こってりとした色彩です。
なんか色のキツさがペンタックスに通ずるものがあるような…
あじさい公園にはたくさんのカメラマンの方たちがいました。
私はいままで、あじさい公園の存在を知りませんでしたが、結構有名な場所なんですかね。
今度は紫陽花とは打って変わってひまわり畑。
山梨県北杜市にある明野のひまわり畑です。
Lomography Color Negative 100ですが光量によってかなり印象の違う写真になるんだなーという印象です。
この写真の感じが自分の中のLomography のイメージでした。
ひまわりも実際に見たよりも淡い黄色で、より記憶色に近い感じです。
夏を表現するときって、明暗やコントラストの強さをくっきり表現するか、ハイキーで淡い感じにして暑さという記憶に訴えるかの2つのパターンが多い気がします。
Lomography Color Negative 100は後者ってことですね。
そもそも、ネガフィルムの表現自体が後者になりやすく、前者で撮りたいならリバーサルフィルム使おうっていう元も子もない感想も思い浮かんできますが…
このフィルムに関して、私個人的には、紫陽花の写真みたいにアンダー気味の表現のほうが好きです。
日中なら、室内撮りでも問題なく使えます。
むしろ、室内とか曇天とかそういった環境のほうが自分の好みな感じですね。
最後の一枚は松原湖の湖上の花火大会。
一眼レフのメモリーカードを入れ忘れて何も取れず、仕方なく残り枚数が一枚のフィルムカメラを手すりにおいて撮ったものです。
期待はしていなかったのですが、意外とそれっぽく撮れていました。
露光不足で何も映らなかったらどうしようかと思っていましが笑
3本セットで購入したので、まだ2本残りがありますが次は紅葉を撮ってみたいですね。
信州の紅葉は早いです。