秋葉原の中古カメラ専門店「2nd BASE」
世の中では、フィルムカメラが少しだけブームになっています。
しかし、長野にいるとフィルムカメラブームって本当に発生しているのか疑いたくなることが多々あります。
近所のイオンのフォトエクスプレスに現像をお願いしたら一週間かかるといわれました。つい、数か月前までは即日現像だったのに…
ということで、本当にフィルムカメラブームが発生しているのか確かめてみたく、11月の3連休に東京は秋葉原「2ndBASE」に行ってきました。
2ndBASEは2019年12月に三宝カメラが新レーベルとして立ち上げた第2の基地ということでオープンしたそうです。
新規にクラカメ専門店をオープンするということはそれなりに需要があるということなのでしょう。
やはり、フィルムカメラブームは幻想ではなかったのです。
場所は秋葉原駅から徒歩1~2分ほど。
しかも、秋葉原なので新宿から直通で来れる。(松本市民は東京に入る際、新宿が玄関口となります…)
これだけ地方民にやさしいお店には行かざるを得ませんね笑
ちなみに、目黒の三宝カメラさんは駅から遠すぎて行くのを諦めました。
店舗としては小さいが品ぞろえは十分です。
行ったのが休日だったからか、お店には常にお客さんが数名入っているような感じでした。
ミラーレスカメラの普及によって、アダプターを介してオールドレンズをという需要も多そうですが、それでも実機をこれだけ眺められる機会があるのはうれしいです。
店舗中央に飾ってある作例もミラーレス+オールドレンズ推し。
ミラーレス+オールドレンズからフィルムカメラに興味を持たれる方も多いと思いますので、これはこれでいいかもしれませんね。
レンズも相当数の取り扱いがあります。
しかも、値付けが割と良心的です。
個人のカメラ店とかだとネットオークションの取引価格の倍ぐらいすることはざらですからね。
さすがに、ヤフオクと同程度の価格とは言いませんが、実物を見て選べるメリットを考えたら安いといっていいのではないでしょうか。
あと、保証もあるレンズも多かったかと思います。
個人的にはフレクトゴン(写真左下)が欲しかったのですが、「やっぱり後期型のほうがかっこいいかなー」と思い今回は見送りました。
が、気づいたら東京光学のエルマーコピーとロモのSimple Use Film Cameraを買っていました。
これネットだとやたら高騰してる時あるんですよねー。
地方であんまり売ってる店ないし…
せっかく新型コロナウィルス感染のリスクを冒して首都圏に来ているのだから何かしら成果がないと、納得できませんしね。
個人的にもう、ボディーはライカか中判以外増やさないと決めているので、ボディーはあんまり見ませんでした。(Simple Use Film Cameraはボディーに入るのか…)
でも、たくさんあったんだと思います。
はじめてフィルムカメラを買うのであれば実店舗で買ったほうが安心ですし、使い方も教えてもらえます。
クラシックカメラ関係のお店って、入るのに敷居が高いお店というか素人を寄せ付けない感じの雰囲気を放っている店も多いのでこういったカジュアルな感じのお店が増えるのは大歓迎ですね。
東京で流行すれば数年遅れで地方に伝播します。
ごく個人的な推察を申し上げれば、「油そば」は東京で流行った5年後に松本に店ができました。
フィルムカメラもその流れになるといいけどなー。
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